2018-03-16

アレクサンドル・タロー バッハ/ゴルトベルク変奏曲@銀座 ヤマハホール

アレクサンドル・タローがバッハのゴルトベルク変奏曲をやるというので、ヤマハホールへでかける。

ヤマハホールだからか、ピアノもヤマハである。

タローのバッハ、なんというか、すごくいろいろな表情づけがあるゴルトベルクで、よくきくバッハとは、かなりかけ離れたものだった。

面白かったけれど、好きかといわれると、どんなもんだろう。

バッハには、人間のもつ、根源的な生物時間のうえで、音楽が進行するみたいな、テンポ感があると思うんだけど、そういう感じが、あまりないところが、タローのゴルトベルクの特徴みたい。聴く価値ありなのは確かだけれどね。

アンコールがあって、ドメニコ・スカルラッティのソナタ D-minor k.141を。すげぇ快演。面白いこと、このうえなし。タロー弾き終わって、ガッツポーズ。

これを聴けただけで、今晩のコンサートは来た甲斐ありでした。

ピアノでスカルラッティというと、ホロヴィッツなんだろうけど、タローは、CDだしてるのかしら。あったら、買いたい。



公演名:アレクサンドル・タロー(p) ヤマハホール・コンサート・シリーズ
公演日:2018/3/16(金)
演奏曲目:J.S.バッハ/ゴルトベルク変奏曲 BWV988
開演時刻:19:00
会場名:ヤマハホール
東京都中央区銀座7丁目9−14
東京メトロ銀座線 最寄り/丸ノ内線 遠い/日比谷線 「銀座」駅A3出口より徒歩4分

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