東京都交響楽団 第937回定期演奏会Bに行く。
杉山コウイチ氏逝去に伴い氏のレクイエムの追悼演奏が冒頭あった。
大野さん、いったん舞台を降りて客席を歩き、階段を上がって舞台の指揮台へ。 いくらオーケストラの編成が大きいといっても、なんなんでしょう、コロナ対応で演奏者の間隔が広いためのかしら。謎であります。
プログラム的にははなかなか納得感の強い演奏会であります。
1曲目。
R.シュトラウス:交響詩《死と変容》 op.24
正直、なんのこちゃ、という演奏でありました。これで、《死と変容》なんだろうか。
2曲目。
ツェムリンスキー:メーテルリンクの詩による6つの歌 op.13
聞き馴染みのある後期ロマン派の音がして安心して聴いていられます。
でも、オーケストレーションは地味だよなぁ。まあ、渋めの美しさを狙ってるんでしょう。
第6曲が謎に満ちていてなかなかいい終曲でした。
歌手は藤村実穂子さんなので文句なし。
R.シュトラウス:交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》op.30
ツァラトゥストラは、なかなか聞き映えがして、人を飽きさせない面白い曲です。
さすが、Rシュトラウスは手練れであります。
東京都交響楽団 第937回定期演奏会Bシリーズ
日時:2021年10月21日(木) 19:00開演(18:00開場)
場所:サントリーホール
出 演
オオノカズシ フジムラミホコ
指揮/大野和士
メゾソプラノ/藤村実穂子
曲 目
R.シュトラウス:交響詩《死と変容》 op.24
ツェムリンスキー:メーテルリンクの詩による6つの歌 op.13
R.シュトラウス:交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》op.30
0 件のコメント:
コメントを投稿