さざんかを撮りに、花菜ガーデンへ。
意外と冬のバラが咲いている。
さざんかは、すこし盛りすぎかなぁ。
アイスチューリップはちょとだけ早めかも。
今日は、だいぶん陽気が良くて、汗をかいてしまいました。
3日目
南さん渋いゴールドのドレスで登場。今日は最終日、のっけから、気迫を一番感じたコンサートでした。
最初は、1番 ニ長調ですが、本当に立派な曲。
ベートーベンが渾身の力を込めて書いたんだろうなぁと実感させるものだった。南さんの演奏もそれに触発されるように気合がこもっていて、非常に聴かせる演奏でした。
次の8番 ト長調もOP30の3番目ということもあるのか、OP30-1やOP30-2に比べてよく書けけてますなぁていう感じ。でも、1番 ニ長調 Op. 12-1の出来が良すぎるので、まあまあというところではないでしょうか。
後半「クロイツェル」。例のトルストイの小説で奥さんが浮気に走るきかけになるという超有名曲だけれど、正直あまりいい曲と思ったことはありません。
ところが、1楽章、2楽章と南さんの渾身の気迫を込めた演奏のせいか、これって、すげえ曲なんじゃねと思ちゃいました。
うちなるパトスがほとばしって、聴き惚れてしまいます。
でも3楽章に入って、曲のパワーが大幅ダウン。きっとこの楽章のせいで、いままで良いい印象がなかったんじゃあないかしら。言い訳。
3楽章って、おそらく、本来はエランみなぎる爆走がある楽章なんではと思うんですが 南さんの力不足なのかしら、でもそれだけでもないような気がしました。ベートーヴェンのせいだよ、きっと。
この第3楽章の十全な演奏って、誰のものがあるんだろうか、探してみようかな。
とはいえ、南紫音さんのベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会、ともかく全曲を実演で初めて聴いて良い体験になりました。
1番 5番 9番 10番あたりが、マイ・フェバリットみたいです。
最も好きなのはやはり5番の「春」だけれど 9番「クロイツェル」がもしかして1番の名作かも。ただし3楽章のすげえ演奏があるとしたらばという条件付きです。
10番はダークホース。潜在力はかなりのものみたいですが、弾く人を得ないとそれを実感するのは難しそうでありました。
まあ、私は結局ベートーベンがどうも苦手で、最後期のOP100前後くらいでないとあんまりピント来ないというのが実感なので、ヴァイオリン・ソナタにどハマりすることはなさそうです。とはいえ、南さんのベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会、なかなか楽しめました。
でも、コロナの今は、やっぱりバッハが聴きたいかも、と思ってしまったのでした。南さん、ごめんなさい。
南紫音 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会
日時
2020年12月6日(日) 14:00開演 --15:45
会場
ブルーローズ(小ホール)
出演
ヴァイオリン:南紫音
ピアノ:清水和音
曲目
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op. 12-1
ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op. 30-3
ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op. 47 「クロイツェル」
先月、もう今年は最後ということで、新橋鶴八に顔を出したら、神保町はいってますかときかれて、ないんですよとお答えする。なんだか、やっぱりいかんなぁと思ったので、12月に入ったら、行ってみようと予約。
南紫音さんのコンサートの2日目なので、ちょうどいい。
5時ジャストに入店。親方にお久しぶりですと深々とお辞儀、奥の席に通される。
種札を眺めると、いっぱいそろっている。写真撮らせてください、と断って、iphoneで、ぱちり。
まずはビール中。モルツだそう。(大と小はキリンだとか)
突き出し、小柱。
さっそく、つまみで、
塩蒸しとこぶ〆(もうちょっとですけどと親方、次のお客は、御終いって言われてた、ラッキー)を。
ああ、鶴八に来たなぁ、としみじみしてしまう。塩蒸し この濃い塩加減がらしいんだよなぁ。
つぎは、たことはまぐり。やっぱり、鶴八。むしゃむしゃ喰って、にんまり。
今日はしゃこは自重してにぎりに移行。
冷酒を頼む。(定番菊正と、田酒と、雪国?だとか。雪国ってどんなやつときくと、娘さんまだ飲んでないそう。親方、菊正にしましょうというので、それにする。鶴八はやっぱり菊正よねえ。)
まずは、こはだと、さより(親方の教え通り)を2つづつ。
次からは1つづつ、ひらめと、ぶり(冬の楽しみ)
かつをとさば(〆、ああ、この〆具合、鶴八調)
いかとづけ
ここらへんで、いつもと違うやつということで、
いくらと塩辛(随分 白いなぁ、ていったら、親方、でも、美味しいですよと断言)を。
親方、なかなか、フレンドリイで、今日のコロナは500人超だとか、お花撮りに行ってますかなどと、世間話をしてくれる。
なんだか、顔つきが柔和で、昔の新橋鶴八と全然違う。お店がご常連さま仕様ということで、気分がよさそうである。結構なことです。
5時半過ぎに次のお客さんが入ってきて、いろいろうわさ話が出る。下北の小〇にいくとおっしゃるので、あそこ美味しいけど、おかみさんがなぁ、というと、なんでも、この頃店には出ていないそう(諸事情ありらしい)。そういうことなら、今度行ってみようかしら、貴重な情報ありがとう。
ここらへんで、定番の汁椀が。(はまぐりの潮汁におとうふ)、いまの新橋では出てこない。菊正追加。
そろそろおなかいっぱい、〆に入いろうと、あなごを2つたのむ(鶴八のお約束)。
親方、お茶にしますかと、ぐっとタイミング。
で、かんぴょ巻き(お弟子さん担当)。(サビ入りじゃなかった)
最後に、たまごつまみで、終了。
帰り際にお客が2人入ってきたけれど、ほぼ独占状態なので、次々、にぎりがでてきて、そく、ぱくぱく、なので、1時間で、完食となりました。
〆て、20000円ちょっと。お任せだけでやっているところとは、世界が違う。これが、鮨屋っていうもんでしょう。ご馳走さまでした。
| 一門の名前入り暖簾 |
南さん、今日は黒のシックなドレスで登場。花の装飾が右肩についている。「春」をやるからかなぁ。こういう楽しみがあるのが、女性奏者のいいところか。
会場の入りも、曲がいいからか、土曜だからか、昨日よりはかなり多い。まあ、コロナだからやっぱり空席も大分あるけれど。
第1曲目 第4番 イ短調
最初期のヴァイオリン・ソナタとちがって、もう、ヴァイオリンとピアノが対等に対峙していて、かなり充実した音楽。
正直、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタってそんなに熱心に聞いたことはないんだけれど、これくらいになると、かなりききごたえがある。南紫音さんも、ベストフォームといっていいんじゃないかなぁ。
第2曲目 第5番 「春」。前期ソナタのベストだよね。正直、ベートーヴェンが突然乙女チックになって、美しく歌いだすので、唖然とする感じ。
わたくしのようなベートーベンちょっと苦手派には、ベストに近い曲であります。
ということで、注文も大きくなって、「SPRING」の場合は、ベートーベンっぽく立派な演奏よりも、パールマンみたいな美音で悩殺というのがやはり好きなんだなぁ。
南紫音さんの音は清潔で、美しいけれど、艶っぽさ、とか、「SPRING」っぽい飛翔感なんかがもっとほしいなぁと、望外の甘え心が起きてしまいます。まあ、ただのミーハーの感想ですが。
休憩後
最後のヴァイオリン・ソナタ第10番。やっぱり、もう少しで、後期になりそうな時期の曲なので、なかなかに、えもいわれない、奥行きのあり響きがします。
後期に近い作品になると、南紫音さんすごく意欲的に弾いているれど、陰影というか、響きの奥深さというか、少し足りないかもしれません。
後期になると、ドイツっぽい厚ぼったい音がいるのかもしれません。でも、この第10番、かなリ、いい曲じゃないかと思いました。
あと、清水和音さんのピアノですが、正直美音というのとは違って、肉厚の響きがするので、南紫音さんの少し線のほそい綺麗なヴァイオリンと相性ががいいかは、??かもしれません。
まあ、ベートーヴェンなので、肉厚の深い響き自体は、それっぽいのかもしれません。
会場で、清水さんの音が大きすぎるといっていたおばちゃんがいましたが、バランスということじゃなくて、音の質もあるし、さらに、ブルーローズの低い天井の問題かなぁとは思いました。で、結局、清水和音さんの真価はわからず、っていう感じかしら。
とはいえ、文句いろいろ言ましたが、十分に楽しめる、気持ちのよい演奏会でした。
それと、例の御大、2日目もいらしてました。南紫音さん好きなんかしら。
公演名:ベートーヴェン)ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会
【日時】 2020年12月05日 (土) 13:30 会場 / 14:00 開演--15:45
【会場】 サントリーホール ブルーローズ
【出演】 ピアノ:清水和音
【曲目】 L. v. ベートーヴェン
ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 op.23
ヴァイオリン・ソナタ第5番 へ長調 op.24「春」
ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 op.96
南紫音さんのベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会 第1日目
前半はまず第2番 イ長調と第3番 変ホ長調
最初の音出しで、いやにピアノが大きい気がしましたが すぐにバランスが取れてまずまずに。流石にプロですね。
サントリーホールのブルーローズって、天井のたっぱが低いので、ピアノにはつらい会場じゃないかなぁ。
南さんのヴァイオリンは清潔で綺麗な音で、線は太くはないけれど、聴いていて気分のいいもの。
2番3番みたいな遊喜的な曲にはよくあっていて、楽しく聴いていられました。
まあ こういう曲がベートーベンっぽいかというと 偏見だけど違うかなぁ。こういう方面ならば、モーツァルトに任しとく方が良いんじゃねなどと思いました。まあ、聴いていて楽しいけどね。
後半は、第6番 イ長調 第7番 ハ短調
イ長調の6番、この調性って、伸びやかな情感が流れ出てきて、気分が潤う曲になるような気がします。なかなか楽しめました。
最後は7番。ハ短調とはいうけれど、まあ、それほど深刻な感じはなくて、変化にとんだ、それなりの劇性がある曲。
南さんの素直で伸びやかな演奏がいっそうそんな感じにさせるのかもしれません。
ドイツの元天才少女ムターみたいにセクシーにやったらどうなるのかしら、そういえば、うちにCDあるけど、まだ聴いてないなぁ。今度聴いてみましょう。
あと びっくりしたことに 例のコンサート会場の主さまが聴きに来ていて、室内楽であったのは2度目ぐらいなのでおやっと思いました。
で、閑話休題。
御大が休憩後空いている中央の席に移動したら、だめだと大騒ぎするおじさんに文句を言われて追い払われてしまいました。
全席同じ金額だし(もし違ったとしても)、むかし演奏会で空いた席に移るなんて当たり前みたいなもんなのに、まあ 随分余裕のないじいさんががいるもんだと笑ちゃいました。
コロナのせいでしょうが、席は2/3弱しか埋まってなかったんだし、世知辛い世の中になっちゃったもんです。
ブルーローズホールって、小ホールというよりサロンという感じなところなので、聴衆も気楽に音楽を楽しまないでどうするんでしょう。ばっかじゃないのという感じです。
それとも、私のほうがモラルハザードなのかしら、おおこわこわと思ったのでした。
公演名:南紫音(vl)ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会
【日時】 2020年12月04日 (金) 18:30 会場 / 19:00 開演--21:00
【会場】 サントリーホール ブルーローズ
【出演】 ピアノ:清水和音
【曲目】 L. v. ベートーヴェン
ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 op.12-3
ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 op.30-2
三渓園の紅葉見物惨敗の後、気を取り直して、中華街にランチにでかける。
中華を喰うなら最低でも3人は必要なので、次男を召喚してある。(当然、飲んだ後の運転手さんもしてもらうのだ)
東〇が昔の面影がない中、できれば、蒸し魚がたべたいので、無化調の海南飯店にしようかと思ったんだが、ネットを調査すると、魚屋が母体という中華料理店があるという情報が。
華錦飯店とかいう、市場通りの端にあるお店らしい。無化調ではないけれど、魚にこだわるということみたいなので、なかなか魅力的な感じ。で、行ってみることに。
サービスのお姉さんに、ランチ時間でも蒸し魚ができるか聞くと,簡単にOKがでる。魚を選びたいというと、ネット情報どおり隣の華錦鮮魚店で選ぶことができるそう。
さっそく、奥さんと行ってみると、スチロール箱に入った鮮魚がいろいろ並んでいる。(水槽で泳いでいるやつもあったが、魚はきちんと野〆めした奴が良いにきまっとるもんね。)で、てごろな大きさで旨そうなあかい魚がある。「はた」だとか。
4、5000円くらいだそう。いいんじゃない、これ喰おう、ということで、大決定。
ラインナップは、
中華野菜の炒め 最初に出てきた。量が多いとはいかないが、これからの料理が期待できる味。
牡蠣の鉄板焼き ソースが少し濃い味で、少々の唐辛子風味。牡蠣は新鮮(関東標準で)、奥さん、大満足。
はた(あか)の清蒸魚 ネギ生姜醤油と油のソース これも、すこし、こってり感のあるかけ汁。はたは、きわめておいしい。次男は、魚のエキスがダイレクトに味わえる東林のすっきりタイプのソースがいいとおっしゃっていたが(なるほど、いえてるかも)、ここ、無化調じゃないからなぁ。まあ、贅沢ちゅうもんでしょう。
三渓園の紅葉を見いく。
事前のtwitterなどの情報では、もう終わりとか、まだ青い紅葉が多いとか、見ごろかどうかよくわからない話が多く、どうなっているのか心配だったが、公式的には見頃らしい。
でも、行ってみると、今まで何回も来た三渓園の紅葉で、これ以上ないくらい悲惨な状況だった。
これはなんだろう。もう枯れた紅葉と緑のままで、中途半端な色づきのまま季節が過ぎてしまいそうな感じだった、
今年は、台風の来襲がほとんどなかったので、期待していたんだが、いったいどうしたんだろう。
今年の三渓園は山茶花がきれいだったということで、お茶を濁すしかなさそうです。
三渓園の紅葉が昔の姿を見せることはこれからあるんだろうかと、かなり、悲観的になってしまったのでした。