先月、もう今年は最後ということで、新橋鶴八に顔を出したら、神保町はいってますかときかれて、ないんですよとお答えする。なんだか、やっぱりいかんなぁと思ったので、12月に入ったら、行ってみようと予約。
南紫音さんのコンサートの2日目なので、ちょうどいい。
5時ジャストに入店。親方にお久しぶりですと深々とお辞儀、奥の席に通される。
種札を眺めると、いっぱいそろっている。写真撮らせてください、と断って、iphoneで、ぱちり。
まずはビール中。モルツだそう。(大と小はキリンだとか)
突き出し、小柱。
さっそく、つまみで、
塩蒸しとこぶ〆(もうちょっとですけどと親方、次のお客は、御終いって言われてた、ラッキー)を。
ああ、鶴八に来たなぁ、としみじみしてしまう。塩蒸し この濃い塩加減がらしいんだよなぁ。
つぎは、たことはまぐり。やっぱり、鶴八。むしゃむしゃ喰って、にんまり。
今日はしゃこは自重してにぎりに移行。
冷酒を頼む。(定番菊正と、田酒と、雪国?だとか。雪国ってどんなやつときくと、娘さんまだ飲んでないそう。親方、菊正にしましょうというので、それにする。鶴八はやっぱり菊正よねえ。)
まずは、こはだと、さより(親方の教え通り)を2つづつ。
次からは1つづつ、ひらめと、ぶり(冬の楽しみ)
かつをとさば(〆、ああ、この〆具合、鶴八調)
いかとづけ
ここらへんで、いつもと違うやつということで、
いくらと塩辛(随分 白いなぁ、ていったら、親方、でも、美味しいですよと断言)を。
親方、なかなか、フレンドリイで、今日のコロナは500人超だとか、お花撮りに行ってますかなどと、世間話をしてくれる。
なんだか、顔つきが柔和で、昔の新橋鶴八と全然違う。お店がご常連さま仕様ということで、気分がよさそうである。結構なことです。
5時半過ぎに次のお客さんが入ってきて、いろいろうわさ話が出る。下北の小〇にいくとおっしゃるので、あそこ美味しいけど、おかみさんがなぁ、というと、なんでも、この頃店には出ていないそう(諸事情ありらしい)。そういうことなら、今度行ってみようかしら、貴重な情報ありがとう。
ここらへんで、定番の汁椀が。(はまぐりの潮汁におとうふ)、いまの新橋では出てこない。菊正追加。
そろそろおなかいっぱい、〆に入いろうと、あなごを2つたのむ(鶴八のお約束)。
親方、お茶にしますかと、ぐっとタイミング。
で、かんぴょ巻き(お弟子さん担当)。(サビ入りじゃなかった)
最後に、たまごつまみで、終了。
帰り際にお客が2人入ってきたけれど、ほぼ独占状態なので、次々、にぎりがでてきて、そく、ぱくぱく、なので、1時間で、完食となりました。
〆て、20000円ちょっと。お任せだけでやっているところとは、世界が違う。これが、鮨屋っていうもんでしょう。ご馳走さまでした。
一門の名前入り暖簾 |
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