2018-09-23

指揮=シルヴァン・カンブルラン ピアノ=ピョートル・アンデルシェフスキ モーツァルト:ピアノ協奏曲 第24番 ブルックナー:交響曲 第4番 読響 @横浜みなとみらいホール

カンブルランがブルックナーを振るというので、横浜みなとみらいホールへ。

前半 
モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」序曲
若いモーツァルトをいきいきと。
次に、モーツァルト:ピアノ協奏曲 第24番
ピアノはピョートル・アンデルシェフスキさん。あまり知らないけれど。実力者みたい。
でも、モーツァルトのピアノ協奏曲、傑作の森で、第24番は有名曲だけれど、満足できる演奏はなかなか難しい。アンデルシェフスキさん、美音系ではないみたいで、内面派なのかもしれないけれど、もう少し、音に抜けきった純度がほしい。

アンコールはベートーベンのバガテル

後半、おまちかねのカンブルラン ブルックナー 交響曲 第4番。マーラーは聴いたことがあって、なかなかと思ったけれど、ブルックナーはどんのもんだべ。

で、第一楽章、出だしから、ホルンは好調だったけれど、全体として、鳴りが良くないみたい。なんだかなあと思ったが、2楽章に入いると、がぜん乗ってきて、良い感じに。

なんというか、美音系のブルックナー。横の流れ優先で、あまり、ブルックナーっぽくはないが、なかなか、聴き映えがする。独墺系の響きはなしないけれど、今どきの整理整頓、分析系でもない。
とくに、管のソロパートが際立って魅力的に聴こえてきて、これがブルックナー?、っていう感じ。ラテンっていうことなのかしら。

でも、これほど美しいと、ごリごりのブルックナー信者以外は文句のつけようがないんじゃないでしょうか。大満足でありました。




読響みなとみらいホリデー名曲シリーズ 第106回
2018/9/23(日・祝)13:30 開場 14:00 開演
横浜みなとみらいホール 大ホール

指揮=シルヴァン・カンブルラン
ピアノ=ピョートル・アンデルシェフスキ
モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」序曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第24番
ブルックナー:交響曲 第4番「ロマンティック」

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