2019-09-10

指揮=セバスティアン・ヴァイグレ チェロ=アルバン・ゲルハルト プフィッツナー:チェロ協奏曲 イ短調 ハンス・ロット:交響曲 ホ長調  読響 @サントリーホール

セバスティアン・ヴァイグレの読響第591回定期演奏会にいく。楽しみ。

プフィッツナー:チェロ協奏曲 イ短調(遺作)
しとりとした回顧的情感の漂う美しい曲。ただし新しい響きはどこからも聞こえてこない。
同時代人が聞いても何の違和感はなかったんじゃなかろうか。
でも、十分に美しいんでいいんでないの。
ブラームスはチェロのコンチェルト書いてないんでそのかわりとかね。

アンコールはバッハ 無伴奏チェロ6番 プレリュード

後半、
ハンス・ロット:交響曲 ホ長調

マーラーに影響を与えたとかいうらしく、ヴァイグレが是非やりたかったらしい。

まあ金管なんかが印象的。トライアングル大活躍でしたが、いわゆる世紀末的閉塞感とは無縁の、極めて若々しい躍動感に溢れた曲。

情感的にはエルガーとかっぽいところもあってどこがよという声)、 マーラー的パラノイアの世界とはほど遠い、明瞭ですっきりした健全な若者の世界じゃないだろうか。

ヴァイグレは読響からクリアーで美しい音を引き出して、響も明瞭。読響はいいシェフを手に入れたと思います。

で、結論としてまた聴きたいなぁと思ったのは圧倒的にプfィッツナー、ということになりました。





読響定期演奏会第591回定期演奏会
2019 9.10〈火〉 開場18:30  開演19:00  
サントリーホール

指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
チェロ=アルバン・ゲルハルト

プフィッツナー:チェロ協奏曲 イ短調(遺作)
アンコール
バッハ 無伴奏チェロ6番 プレリュード

ハンス・ロット:交響曲 ホ長調

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