2022-03-28

J.S.バッハ 《ヨハネ受難曲》BWV245 第IV稿  指揮:樋口隆一 明治学院バッハ・アカデミー合唱団 & 合奏団 @紀尾井ホール

バッハの受難曲はマタイよりヨハネが好きかもということで、明治学院バッハ・アカデミーが《ヨハネ受難曲》世やるというので、楽しみに聴きに行く。

まあ 明治学院バッハ・アカデミーはアマチュアということなんだけれど、ハインリヒ・シュッツ合唱団・東京みたいにほぼ素人という感じではなくて、それなりに聴き映えがする。教会音楽なんだから十分以上である。

ソリストもこれはすごいという人はいないけれど、エヴァンゲリストなんかは、はさすが芯になる人の働きを発揮していて、きちんと聴いていられる演奏になっていた。

まあ、それにしてもキリスト教って不思議な宗教だ。神殺しが、信仰の中心にあるんだもの ね。

この曲もでも、ペテロの否定の場面なんか、胸に迫るものがあって、ほとんど、涙ぐみそうになってしまった。

バッハって、やっぱり聞き応えがするよなぁ。でもなんで、この展開で、最後の信仰告白にいたるのかは、あんまり、納得いかんがなぁ。


それにつけても、生のシュッツをまともな演奏で聴きたいもんだ、と思ってしまいました。




J.S.バッハ 《ヨハネ受難曲》BWV245 第IV稿  演奏時間 2時間弱

日時: 2022年3月28日(月) 19:00開演

会場: 紀尾井ホール

指揮: 樋口 隆一

声楽ソリスト: 

大島 博(福音史家・テノール)、

小森 輝彦(イエス・バリトン)、

光野 孝子(ソプラノ)、

庄司 祐美(メゾ・ソプラノ)、

藤井雄介(テノール)、

𡈽田 悠平(バリトン)

合唱: 明治学院バッハ・アカデミー合唱団

合奏: 明治学院バッハ・アカデミー合奏団(古楽器使用)

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