2018-04-10

エリーザベト・レオンスカヤ ~シューベルト・チクルス【 IV 】~ ピアノ @東京文化会館 小ホール

レオンスカヤのシューベルト・チクルス第4回 にいく。今日は後半に入って、いよいよ、最晩年の3部作がはじまり、D958 がある。レオンスカヤさん、黒のドレスで登場。

前半、
D557 若いシューベルトの自然で快活な楽想の流れがたのしい。
D459はなかなか起伏に富んだ曲で、面白い

後半、
D566は、D958の前哨戦みたいな感じ

最後が、いよいよ、D958。シューベルトの最後のソナタ群の始まりだけれど、シューベルトが、まだ、本当に若く、生命力に溢れているのが、よくわかる。でも、その若い命が、せき立てられるように、息せきって駆けてゆく。エラン ヴィタール(élan vital)の奔流のような凄まじい曲。レオンスカヤさん、真正面から弾ききっていました。

アンコールは
四つの即興曲 D935 第2曲


エリーザベト・レオンスカヤ (ピアノ)
~シューベルト・チクルス~
■会場 東京文化会館 小ホール 
■出演 ピアノ:エリーザベト・レオンスカヤ

【 IV 】2018.4.10 [火]19:00開演(18:30開場) 
 シューベルト:   
  ピアノ・ソナタ 第5番 変イ長調 D557
  ピアノ・ソナタ 第3番 ホ長調 D459 
  ピアノ・ソナタ 第6番 ホ短調 D566 
  ピアノ・ソナタ 第19番 ハ短調 D958 

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