久しぶりにすごいブルックナー演奏を聴いた。
ミンコフスキーって、古楽系の人と思っていたけれど、こんなに凄いブルックナー をやるなんて考えもしていませんでした。
都響が今日はすこぶる美音。ドイツ的ピラミッドの響きじゃなくて、もっと細部が明瞭で、 楽想や響きに敏感に反応して、ビビット。
ブルックナー の5番がこんなに多彩で美しい音楽だなんて。なんだかフランス的な美感に溢れている感じでした。
ゴリゴリのブルックナー 信者様やヴァント命の人は気に入らなかったかしら。でも、これだけ美しいブルックナー を聴かせてもらって、心を打たれないなんて、ありえんでしょう。
世界は多様な美しさに満ちているという事でしょうか。もしかしたら、ノンビブラート系な演奏だったのかしら?
【ブルックナー生誕200年に向けて】
東京都交響楽団 第977回 定期演奏会Cシリーズ 東京芸術劇場コンサートホール
2023年06月25日(日) 14時00分 開演
指揮/マルク・ミンコフスキ
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB105(ノヴァーク版)
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