マロ様の室内楽(デュオ)は初めてです。
大きな体躯にもかかわらず、優しい、軽やかなニュアンスある音楽。
ブラームスだと、も少し、厚みのある、内なる熱っぽさがあるほうが好みだが、これはこれで、大変、楽しめた。
マロ様、ヴィーンで学んだそう。確かに、それっぽい気がします。一言で云って、大人の演奏。
ピアノの入江一雄さんと2人で、軽やかに楽曲解説をしてくれて、なかなか、サービス満点でした。
アンコールのクライスラーも軽く小粋に弾いておられ、さすがヴィーン仕込みという感じ。思いのほか、楽しめました。
マロのブラームス
篠崎史紀&入江一雄 デュオ・リサイタル
マロが語り、弾く!
NHK交響楽団コンサートマスター、入魂のプログラム!
公演日・開演時間
2019年12月4日(水)2:00開演
会場 横浜みなとみらいホール
席種・料金/残席状況 全席指定 4,500円 〇
シルバー(65歳以上)
4,100円 〇
舞台後方席 3,000円 〇
出演者 篠崎史紀(ヴァイオリン)
入江一雄(ピアノ)
【ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全曲】
F.A.Eソナタより スケルツォ
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調「雨の歌」op.78
ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op.108
日本が世界に誇るオーケストラ、NHK交響楽団で20年以上にわたりコンサートマスターを務め、今や同楽団の顔として、そして“マロ”の愛称で親しまれる篠崎史紀。待望のリサイタルが横浜で、しかも入魂のオール・ブラームス・プログラムで実現いたします!
近年はNHK「クラシック音楽館」にて案内役を務める篠崎。そこで見せる、知識と経験に裏付けされた明晰な語り口、唯一無二のオーラに惹き込まれている方も多いのでは。今回の公演でもそのトーク力を存分に披露し、骨太で実直なヴァイオリンによる重厚なブラームスで私たちを魅了してくれるでしょう。
近年彼が高く評価し、今回も共演を熱望したピアノの入江一雄を伴い、本人も気合い十分の本公演。お聴き逃しなく!
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