ユベール・スダーン指揮、イリア・ラシュコフスキーのピアノ、ラフマニノフ、ピアノ協奏曲第2番、リムスキー=コルサコフ、交響組曲「シェエラザード」 ほか、をききに、ミューザ川崎シンフォニーホール にいく。
ミューザ川崎は、3.11被害の修理から再開後、初めてとなる。(行った記憶はなかったんですが、ホールのエントランスのエレベーターの雰囲気に覚えがあるような気がしたので、昔来たことはあるようでした。)
イリア・ラシュコフスキーのピアノは、強靭なタッチで、なかなか、ロシアっぽいラフマニノフでしたが、ロマンティシュさは、少し足りない気がしました。(奥さんは、なかなか、いいと思ったみたいですが)
アンコールは、ラフマニノフの前奏曲、美しい演奏で、素敵でありました。
後半は、リムスキー=コルサコフの交響組曲「シェエラザード」。実演をきいたことは、ほとんどない曲です。ユベール・スダーンの棒は、すごく洗練されたもので、ロシアの曲というより、西欧風なオーケストラの機能美を楽しむことができました。
東京交響楽団も、若い人が多くて、すこぶる、達者でキレのある演奏で、リムスキー=コルサコフなんかは、つぼにはまっていた気がします。コンマスさんも、腕が鳴る感じの演奏で、気分のよいコンサートでした。
ミューザ川崎シンフォニーホール は、なかなか、独特なホールで、円形の会場のフロアーが舞台正面以外は傾いております。音がいいということなんでしょうか、過激ですなぁ。
交響楽団の響きは、なんとなくブレンド感があって、ほかのホールとはすこし違うようなきがしましたが、特別に感動的な音響かどうかは、よくわかりませんでした。
年末に、マーラーの8番をききにくるので、どういうことになるのか、楽しみではあります。
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