2018-12-05

ヒラリー・ハーン バッハ無伴奏を弾く<ソナタ&パルティータ全曲演奏会>vol.2 @ 東京オペラシティ コンサートホール

ヒラリー・ハーン バッハの無伴奏<ソナタ&パルティータ全曲演奏会>vol.2に行く。

ハーンさんvol.1(特に前半)のときに比べて、よりリラックスした弾き振りに思われました。低音も中音も高音も、弱音も強音も重音も、聴こえてくるヴァイオリンの音全てが美しい。
そして、パルティータ第3番の出だしの快速調なんか聞いていると、わくわくしてしまいます。

ただ、正直vol.1のときののっけのソナタ第1番があまりに衝撃的だったのにくらべて、今日はかなり余裕をもって、聞いていることができました。

アンコールはパルティータ第2番 サラバンド 。



ハーンの使用楽器:ジャン=バティスト・ヴィヨーム 1864

あんまりヴァイオリンの音が美しいので、彼女の楽器を調べたら、パガニーニが愛用していたガルネリウス  Il Cannoneのコピー、と言っても、パガニーニに頼まれて楽器のメンテナンスを請け負っていたパリの工房 ジャン=バティスト・ヴィヨームが1864年につくった非常に正確なレプリカで、パガニーニも音の違いがわからなかったという話があるやつみたいです。


ヒラリー・ハーン バッハ無伴奏を弾く<ソナタ&パルティータ全曲演奏会>
東京オペラシティ コンサートホール

出演: ヒラリー・ハーン Hilary Hahn (ヴァイオリン, Violin)
曲目・演目
12月5日(水)19:00開演
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
             パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006
             ソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005

0 件のコメント:

コメントを投稿