指揮＝山田和樹 ピアノ＝イーヴォ・ポゴレリッチ シューマン：ピアノ協奏曲 イ短調 ドヴォルザーク：交響曲第7番 外 読売交響楽団 @横浜みなとみらいホール

ポゴレリッチがシューマンのピアノ協奏曲をやるというのでみなとみらいホールへ。

ホールに入ると、ポゴレリッチが例の如く、すみのピアノでウォーミングアップ中であります。

1曲目
グリーグ　二つの悲しき旋律
まあ、ふむふむという曲であります。
読響まだ楽器が余り鳴らないのかしら。

1曲目
おめあてのシューマン　ピアノ協奏曲
ポゴレリッチ、やっぱり、楽譜を携え登場、多彩な表情を駆使して大物ぶりを発揮します。ニュアンス豊かで、早いパッセージも粒立ちのいいクリアーな音で余裕たっぷり、まさにグランドマナーの演奏（個性はありありだけれどね）。

山田さんのバックは正直ぼちぼちというところか。それに読響ってやっぱりあんんまり美音じゃないなあ。

全体として立派な演奏だけれど、シューマンの吹き上げる青春の息吹を満喫とはいきませんでした。
もちろん、なかなかのもんでしたが、ちょっと、期待が大きすぎたという感じです。

アンコールはなし。

後半
ドヴォルザーク：交響曲第7番、爽やかで、柔軟によく歌う、山田さんらしいドヴォルザーク。ボヘミアっぽい地方色はもちろんないけれど、気分よく聞いていられました。
本領発揮というところです。

読響はまあ、こんなところかしらというところ。もう少し、堪能させてくれてもよいのにね。

アンコール
山田さん、横浜の希望が丘j高校出身なので、みなとみらいに読響と初めて来られてうれしいとおしゃって、高校時代に初めて出会ったという
アザラシヴィリ　無言歌
素敵な演奏。どっかでもやってたなぁ。




第117回みなとみらいホリデー名曲シリーズ
2020 2.11〈火・祝〉　14時開演　横浜みなとみらいホール

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S ¥7,500 A ¥6,500 B ¥5,500 C ¥4,000

指揮＝山田和樹
ピアノ＝イーヴォ・ポゴレリッチ

グリーグ：二つの悲しき旋律 作品34
シューマン：ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
ドヴォルザーク：交響曲第7番 ニ短調 作品7