2016-10-07

ニコ爺未満へのみち エピソード36 ニコンAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR その2

ニコンAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRの到着を待つ間、気にかかるのは、まず、レンズ保護フィルターのことである。

AF-S NIKKOR 200-500mmはフィルター径95mmという、馬鹿でかいものが必要らしく、とても、お高いんだとか。しかし、これをつけないという選択肢は考えられないので、Amazonnで、 Kenko レンズフィルター MC プロテクター プロフェッショナル 95mm¥ 6,000也をポチする。

さらに、WEBをさまよい、AF-S NIKKOR 200-500mmの評判を検証していると、三脚座不出来の報告が多数挙がっている。何とかする必要があるみたい。ということで、適切な対応策になるのかどうかは心もとないが、 Velbon スペアシュー QRA-35L SHOE BLACK(マグネシウム製)¥ 2,000也の導入を決める。AF-S NIKKOR 200-500mmの三脚座につけっぱなしにしておけば、少しは、被害が防げるんじゃないかという、いいかげんな発想であります。

しかし、WEBの記事で特に気になったのは、テレコンバーターのことである。どうも、AF-S NIKKOR 200-500mmはf/5.6通しということもあってか、それなりテレコンがつかえそうではあるのだが、結論的には、 テレコンバーターを装着した場合、画質の低下は明らか、この200-500mmに関しては、テレコンを使うよりも素のままでビシッと撮影して、トリミングで対応したほうが賢明ということのようだ。

でも、手持ちのシグマAPO 120-400mmをAF-S NIKKOR 200-500mmにしたところで、それほど、望遠域が強化されるようには思われない。

いっぽう、テレコンバーターならば、かなり、望遠が広がることが期待できる。1.4倍なら280-700mm、1.7倍なら340-850mmと、すごいことになるわけなのだ。

ただ、 1.4倍と1.7倍では、画質の劣化にかなり差があるらしい。テレコンをつかうにしても、1.4倍が限度という感じなので、ここは、安全ぱいということで、ニコンAF-S TELECONVERTER TC-14E III¥51,800円をポチすることにした。

ここいらへんの事前準備をすすめていると、ニコンAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRが我が家にやってきてしまった。発売当初は5か月待ちとからしかったのだが、いまは、あまっているみたいである。

早速開封、やはり大きく、重い。 シグマAPO 120-400mmに比べ少々というより、だいぶんといいたい感じだ。

D800E+AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR




AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR + AF-S TELECONVERTER TC-14E III




D800E + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR + AF-S TELECONVERTER TC-14E III

左 ニコンAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR 右 シグマAPO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM

で、シグマAPO 120-400mmを手持ちでふりまわし、鳥屋路線を邁進していたのは、もう5年以上前で、ジジイ度が深化した現在では、体力にかなりの劣化がみられるようなのだ。もう、手持ちは無理かも、という弱気に襲われる。

というわけで、運搬用に適当なケースが是非必要だと、さらに、 WEBをへめっぐった結果、もっとも、嵩張らなさそうなLowepro カメラリュック フリップサイド200 8.5L ¥ 13,008 に白羽の矢をたてる。

こいつも、先ほど、到着。ニコンD800E+AF-S NIKKOR 200-500mm+テレコンバーターAF-S TELECONVERTER TC-14E IIIを収納すると、いっぱいいっぱい、多少無理矢理だが、なんとかなりそう。

やっと、ニコンAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRの体制づくりが終了した。





ただ、なんでも、ニコンAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRにぴったりのカメラは、やっとでたD300の後継機,APSC愛好家のニコ爺が随喜の涙をながしているD500なんだそうだ。

そうはいっても、鳥屋じゃないんだし、連射が優秀といっても、飛行するカワセミにジャスピンとか、私の腕では、なかなか、うまくいかないのは、D300+シグマAPO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSMで、頑張ってみたときの経験からはっきりしている。

ニコ爺未満のわたしにいるのは、高ISO、高速シャッター、できれば、F値は絞れるだけ絞りたいということで、D500じゃあ、追いつかない。(かなり高ISOノイズ耐性はあるらしいけど)

ここは、意外と高ISOも大丈夫なD800Eのクロップでいくほうが、現実的な方法だろうということで、
ニコンD800E+AF-S NIKKOR 200-500mm+テレコンバーターAF-S TELECONVERTER TC-14E IIIが、当面の、最善手と判断いたしておるところであります。

で、この、D800E+AF-S NIKKOR 200-500mm+AF-S TELECONVERTER TC-14E IIIの組み合わせですが、わたくしって、ほんとに、こいつで、鳥屋に復帰する気があるんでしょうか。

たしかに、5年以上前の鳥屋の日々、といっても、じっさいは、近所の小川で、ウォーキングしながらしこしこ、カワセミを、撮ってたりしただけなんですが。

D300+シグマAPO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM






  















ただ、ひとつ、心残りは、カワセミのホバリング、1度だけ、逆光のなかで、しょぼいやつをとったきり、次の機会に恵まれなかったことであります。

D300+シグマAPO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM




ニコンD800E+AF-S NIKKOR 200-500mm+AF-S TELECONVERTER TC-14E IIIで、クロップなら、うまくいくのかもよ。

でも、重いもんなぁ。こんなの、 Lowepro フリップサイド200に詰め込んで、ウォーキングとか、腰痛が再発しちまうぞ。こまった、こまった。

一応、試し撮り。

D800E+AF-S NIKKOR 200-500mm 500mm 近距離
D800E+AF-S NIKKOR 200-500mm 500mm 遠距離



D800E+AF-S NIKKOR 200-500mm+TC-14E III 700mm 近距離
D800E+AF-S NIKKOR 200-500mm+TC-14E III 700mm 遠距離

















































   

                     これに満足いきませんなどと、偉そうなことをいいだすと、待っているのは、ロクヨン100万円越えの世界らしいので、良識ある大人としては、これで充分、スンゴク、イイレンズですというしか道はないんであります。

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