クーシストのシベリウス、以前聴いた印象がすこぶるよかったので、また聴きたいなぁということで、チケットをゲット、東京文化会館へ。
1曲目 カレリア序曲。
まあ シベリウスによくある曲ですな。
2曲目 お待ちかね、ヴァイオリン協奏曲。やはりクーシストのシベリウスは素敵だ。線は細いが、透明感のある瑞々しい美音。バカテクではないけれど、非常に繊細なボーイングで、よくある勁い響きのシベリウスではなく、優しみのある抒情的な表情が印象的。2楽章が特に聞きものでした。
アンコールは民族音楽ぽいやつを2曲。
後半、マデトヤという全然知らない人の交響曲。
なんとなく、シベリウスに類縁性ののある響き。(あとで調べたら、お弟子さんらしい。あんまり、新しい感じじゃないので、先輩かと思ったよ)。そして、前半と後半が別人みたいな音響が鳴り響く。なんじゃろかい、とは思いましたが、それなりに面白く聞くことができた。
めちゃめちゃ感動とかではないですが、吉松隆さんの曲を聴くのと同じくらいに、楽しいので、まあいいんでないのというところであります。
2023年1月20日(金) 19:00開演(18:15開場)
都響 第966回定期演奏会Aシリーズ
東京文化会館
指揮/ヨーン・ストルゴーズ
ヴァイオリン/ペッカ・クーシスト
シベリウス:カレリア序曲 op.10
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
マデトヤ:交響曲第2番 変ホ長調 op.35
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