内田光子さんのシューベルトリサイタルVOL2へ 。先週のVOL1が見事だったので、期待がたかまる。
VOL1と違いホール右側の席。ピアノではあまりこないところで、感じが少し違ったかも。
第1曲 D537 イ短調。どうも、昔の内田節がよみがえるような調子があって、少々戸惑う。
第2曲 D840 ハ長調 レリーク。 あかるい光に中に、チラチラと翳がひそむ、まさにシューベルトの世界。こうでなくちゃね。夢から無理矢理引き裂かれるように曲が終わるのも、まさにお約束。さすがです。
休憩後
なんだかホールがざわつくと、美智子皇后陛下がご来臨。ありゃまあ。
で曲が始まる。D960 変ロ長調.
内田さん D960を呟くようにゆっくりゆっくり弾き進める。 薄明かりの中の影と影と影。
シューベルトにどっぷり浸りこむことができました。溜め息ものです。
アンコールはバッハ BWV816 フランス組曲第5番よりサラバンド
そう シューベルトの彼岸の世界から現世に戻って来るためには、バッハが必要だよなぁ。 良いエンディングでした。
聴衆の皆さん、スタンディングオべーションで、大歓呼。これほどなのは、めずらしい。
内田光子 シューベルトソナタリサイタル
2018/11/07(水)
19:00 開演 ( 18:30 開場 )
会場:サントリーホール 大ホール
シューベルト・ソナタ プログラム
プログラム:シューベルト:ピアノ・ソナタ第4・15・21番
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