2017-04-15

材木町 鮨 奈可久 @港区西麻布 藤田萬年堂ビル地下1階

タベログ通信 その185

インキネンのブラームスあと、六本木で、良さそうな喰いものやを探したいと思っていたので、材木町奈可久にいってみることに。

古典的なお仕事をきちんとしているお寿司屋さんらしい。

時間があるので、六本木ヒルズの大エルミタージュ美術館展で、暇つぶししたあと、予約時間6時ジャストに入店。

親方、お手伝いの女の子2人(うち一人は東南アジア系美人さん。六本木っぽい)、開店準備で忙しそう。席にセットのしょうゆ皿に 、お店の子がついでまわっている。珍しいオペレーション。

ちょっと、テーブル席に座って、待っていただきたい、なんなら飲み物でも、とおっしゃるので、奥さんお茶、わたしビール(嫌いなアサヒのみということだった。)小瓶をお願いする。

六本木じゃ、6時からのお客なんていないんだろうなぁ。すこしして、付け台の1.2番に案内がある。

でも、このあと、次々3人連れと一人客が入店。ただ、そのあとは店を出るまで後続はなしでした。

おまかせで、つまみは2.3品、握り中心でとお願いする。食べられないものはと、親方が。美味しければなんでも喰いますと余計なご返事を。しまった。親方、ぐぁんばりますと、力強く即答。いい人らしい。

店内を眺めると、例の氷の柱が調理台に鎮座している。奥さん、あそこで、温度の調節もするのかしらと、興味津々。          

奥さん冷酒を。白鷹の凍ったものとのこと。そういえば、ここの名物らしい。美味しいと云って、 ニッコニコ、親方 それは良かったですと、穏やかにご返事。

つまみ
ほたるいか、しらうお しおむし、菜の花
まこがれい、たい 湯引き、たこ ゆで(塩なし)
かつを かるくたたき、
たこ 桜煮、かれいの肝

いわし 焼き物

六本木らしく、おつまみは、かなり工夫を凝らしてあるみたい。私らは、2.3品なので打ち止めだけれど、ほかの方々にはいろいろ、出てきていた(少し、試し食いもさせてくれた、サービス満点)。居酒屋利用にはいいところのようである。

ここらで、握りに移行でいいですよということで、

あおりいか 細切り
かれい

シャリはかなり小ぶり。奥さん用には、さらに小ぶりがいいでしょうか、と気をつかってくれる。奥さん大喜び。困ったもんだ。

ここのしゃり、水気が多いというか、口の中でホロリとばらけるけるというタイプではないようである。

かすご ほんのり甘い
これどんなお仕事をと聞くと、最初の仕込みからクワシイご説明が。素人なんで、そんな詳しいお話わかりませんがな、などといっていると、朧を挟んでるというお言葉が。ああ、やっぱり。奥さんに、ほら見ろ、やっぱり、甘いはずだろうとどや顔をする。古典の本格派です。

奥さんお酒が美味しいと、親方におあいそ。あれ、お鮨がうまいっていってないのにいいんかいな。(鮨は当然美味しいそうです)。

漏れ聞くところによると、親方の師匠が酒好きで、昔、日本酒のオンザロックちゅうものが流行った頃、そんなことするくらいなら、酒をまんま氷らしたほうが、水っぽくなくてよかろうと始めたんだそう。(なるほど、道理ですなぁ。)

あかがい

こはだ きちんとしめてあるタイプ

まぐろ あぶり

あじ

くるまえびのみそ のりまき

海老ボイル、有名な黄身酢おぼろ

づけ

中トロ 鉄火

アナゴ なんというか つめに苦味がある おもしろい。

たまご  だしまき かなり濃いあじ

追加 ハーフOkだそうなので かんぴょう巻き 

しめて、30000円ほど。奥さん、冷酒がひどく美味かったためか、お鮨屋さんとしても気に入ったようでございます。

確かに、古典的で本格派、六本木にしては安いし、遅くまでやってるようなので、コンサート帰りなんかには、いいかもしれない。 ただ、シャリは、少しだけ、好みと違う。でも、六本木、高くて、マズイという偏見をくつがえす良店でした。













材木町 鮨 奈可久
03-6440-0240
東京都港区西麻布3-2-15 藤田萬年堂ビル地下1階
グランドハイアットホテル 斜め向かいのビル地下
18:00〜翌1:00(L.O23:00)
夜10時以降入店可
定休日     月曜
¥10,000~¥14,999
カード     可(JCB、AMEX、VISA、MASTER、Diners)
席数     13席(カウンター9席、テーブル4席)
完全禁煙
オープン日     2009年6月
備考 エレベーター有
●駅からのアクセス
東京メトロ日比谷線 / 六本木駅 徒歩8分(580m)
都営大江戸線 / 六本木駅 徒歩9分(680m)
東京メトロ千代田線 / 乃木坂駅 徒歩11分(820m)


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