2017-09-30

CD・SACDプレーヤー LUXMAN D-06u に決定

我が家のメイン・オーディオ・システムは、

BD/DVD/CDライター パイオニア BDR-S08J(ratocドライブケース入り)、

Dell Inspiron 15 5000 Core i7 5500U(メモリ16GBへ換装)、
foobar2000(SoX Resamplerコンポーネント+foo_input_sacdプラグイン=DSD512アップコンバート)、

USB DAC iFI micro iDSD、

アッテネッター LUXMAN AT3000、
パワー・アンプ LUXMAN M-07(A級、52kg、出力100W×2)

レコードプレーヤー MICRO SX-111FV、フォノ・イコライザーアンプ LUXMAN E-03

BDプレーヤー Pioneer BDP-LX88(SACDプレーヤーとして流用。涙) 

SP B&W803D(中古)+サブウーファー Fostex CW250A *2

ということになっております。

入り口は、CDのDSD変換がメイン、SACDはBDプレーヤー Pioneer BDP-LX88でこそくり対応ということで、やっぱり、どうにも、脆弱な体制といわざるえないわけです。

CDについては、SONY CDP-777ESJ ¥200,000(1992年発売)という太古代のプレーヤーも使うことはできるんですが、いくらなんでも、今更感が漂うのはいなめません。号泣。

CDプレーヤーは、回転系の器機なので、BD/DVD/CDライター パイオニア BDR-S08などという、PC用のちゃっちいものでは、どうにも、信頼感にかけるわけでございます。

そこで、すでに、絶滅危惧種化しているCD・SACDプレーヤーの導入を冥途の土産にしようと、一大決心。

文京区湯島の僻地にあるAVAC秋葉原本店などに押しかけて、

LUXMAN  D-06u  15.7 kg  ¥522,720
TI社製バーブラウンPCM1792A(モノラルモード)×2

DENON DCD-SX1   ¥448,000   25 kg
TI社製バーブラウン PCM1795(PCM1796を32bit化)

DENON DCD-SX11   ¥323,278   21.4 kg
TI社製バーブラウン  PCM1795

marantz SA-10   ¥554,040  18.4 kg
ディスクリート構成のDAC

などで持参のSACD、CDを聴かせてもらい、

LUXMAN  D-06u  15.7 kg  ¥522,720
TI社製バーブラウンPCM1792A

DENON DCD-SX1   ¥448,000   25 kg
TI社製バーブラウン PCM1795

に絞り込む。

まあ、なんというか、正反対の音で、情報量が多く上も下もすっきり伸びて、クラシックむきな美音のLUXMAN、中域がしっかり鳴って、リジッド、ものの見事にダンプされて、物量投入の剛健さが印象的なDENON(とくに、ピアノがB&Wの音とは思えないくらい、ダイナミックに、くっきり、豪快に鳴る)と、違いすぎて、選択に困る。

困ったときは、計りで決めるのが大原則。それに、回転系には実績十二分のDENON(事前の第一候補であります)、対して、LUXMANは10kg近くも軽いうえに、DENON同様オーディオの老舗ではあるが、LUXの回転器機なんて、おいら、きいたことないぞ、てな感じ。

勝負になりません。で、迷った挙句、LUXMAN  D-06u(50万円ジャストにしてくれたの)に、決定いたしました。

意味不明。最も重視していた重量については、LUXMAN  D-06u 15.7 kg、今持っている太古代CDプレーヤーSONY CDP-777ESJでも、16.5kgなのよ。

どういう料簡なのかしらねぇ。

決定的だったのは、メインテナンスの信頼感。ほら、LUXは1987年12月発売の我が家のパワーアンプ LUXMAN M-07を、2014年5月になってもオーバーホールしてくれちゃたお化け会社であります。

それに、音もオーディオ的にハイファイ(死語)、B&Wの音が、B&Wらしく、低域のバスレフぽい弱味もふくめて、らしく鳴っていたということがあります。

B&Wつかっているんだから、B&Wっぽくない音がするというのは(ある意味とっても魅力だが)、やっぱり、違うんじゃねということなんでしょう。(納得はできんがなぁ、ウジウジ)

で、本日、LUXMAN  D-06uが到着、SONY CDP-777ESJの鎮座していた場所に、めでたく、おさまったのでありました。


P.S.
少し慣れてきたので、禁断の旧体制の機器との聴き比べにはしる。

まず、SACDプレーヤーとしてですが、BDプレーヤー Pioneer BDP-LX88の流用に比較すると、ぶっちぎりで、LUXMAN  D-06uが優位。音の広がり、繊細で余裕のある響き、さすが、音響機器というところ。

で、問題のCDプレーヤーとしてなんですが、なかなか、微妙です。

好みの問題が大きいと思うんですが、PCによる、CDのDSD同時変換でDSD512アップコンバートしたものを、 iFI micro iDSDで再生する場合に比べて、圧倒的にPCMっぽく聴こえます。

すごく安定感はあるんですが、特に、DSDが表現する、高域の柔らかな広がりの魅力に比較して、絶対的優位があるとは思えません。

一方、低域の安定した実体感は、LUXMAN  D-06uが勝っているようです。

でも、500,000円のD-06uと、70,300 円のUSB DAC iFI micro iDSDの音が、どっこいどっこいなんて、しゃれになりません。

よっぽど、わたくしめのお耳の性能が不出来なのに違いないのであります。

SACD聴いているぶんには、カナリ満足なんですが、SACDなんて、ろくに、リリースされていないんで、CDの音ががまともじゃないと、どうにもなりません。困ったぞイ。

そこで、しばらく、D-06uのエージングを重ねた後、目いっぱいに、プラシーボ効果をきかせて、再度、比較試聴してみたらよいのかもと、愚考いたしているところであります。

はて、どうなることやら、とっても、心配。

P.S.2
2か月経過、プラシーボ効果って、なかなか、みたい。

LUXMAN  D-06u、CDでも、かなり、優れものの音を出すようになってきました。

アーコスティックのジャズなんか、とっとてももいいし、クラシックもかなリ調子がでてきています。

エージングが効いているんだと、素直に信じることにしましょう。その方が、平和だし。

こうなると、PCも、対抗策としては、DACを強化する必要が、あるのかもね。

CSRのSOULNOTE D-1なんかだと、だいぶ、違うのかしら。メーカー希望小売価格(税別):¥290,000と、まあ、お手ごろだし。(世迷言)





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