2020-11-14

新橋鶴八 @港区新橋 その15(【旧店名】鶴八 分店)寿司

東京で美味しいをする第3弾、お久しぶりの新橋鶴八へ 


五十嵐親方なんだかメガネ変えたみたいでちょっと貫禄ついたかな。

写真撮らしてねってお願い


まずは瓶ビール。アサヒ赤星がでてきました。

わたしゃ 麒麟以外は飲んだことほぼないんですが、流行りらしい。ビールを強く主張しない路線という感じです。サッポロにしては味は深めでしょうか。

突き出し 平貝

つまみ 塩蒸しとタコ(こぶじめはないらしい)

なんだか酒盗があるそうだけどとお聞きすると、ありますよ 出しますかとおっしゃるのでお願いする。

冷酒は一番辛いのはということで名のあがった雪国。そのあとは、おなじみの加賀鳶を。

鯛の酒盗。なかなかおいちい。

酒盗があるなら鯛も握るのか聞いたら酒盗だけだそう。

握りで美味しい鯛は大きさが仕入れ的には難しいし、白身ばかり増えてもね、ということらしい。

まあ 鯛の握りってほとんど旨かったことがないんで(関西では違うのかしら)、いいんじゃないでしょうか。


ホントはしゃことハマグリもつまみにしたかったんだが、種札を見ると冬のうまそうなネタがいっぱい、食いっぱぐれるといけないので断念して、握りに移行。

最初は、最も気にかかる、さよりふたつに、コハダひとつ(ほんとは、二つ喰うんだが今日はひとつで我慢)

さより(大好物)、こはだ、さよりの順で登場。

久しぶりの鶴八のこはだ。うつくしい。口に含むと、幸せで、心がほころぶ。

ひらめ

ぶり(五十嵐親方のぶりは昔の新橋鶴八より脂がずいぶん上品である)

さば しめ

かつお

酢飯も1年前とかなり違っている気がする。酢の効き方が端麗になった感じ。お米も口の中でぱらりときてしっかりとたつ。すげぇうまい。それに、種の質がかなりあがっているような。もう完全に、五十嵐流の鶴八になったなぁと、感心してしまった。

いか

づけ

調理台の温度管理に使われているお皿に見たことのない種があるので、これなんですかと尋ねると、なんと、のどぐろだそう。びっくり。

脂の旨いネタも人気があるので、金目とかもおいてますよとのこと。いろいろ工夫してるんですよですって。

たしかに、馬喰町横山の都(現すぎた)の金目藁焼きはうまかったなぁというと、そうでしょう、炙ると美味しいですよとのこと。そのうち、たべてみようかしら。

しゃこ 子持ちしかないそう なので つめ

はまぐり さびで 五十嵐親方いいんですかという。もちろんつめがいいんだが、このあとあなごを二つ食べるんで、許してねという。

でも、失敗。はまぐりはやっぱりつめでした。でしょう、って親方にとどめを刺される。

気をとりなおして。お楽しみのあなごをふたつ。

鶴八のあなご、なんで、こんなにうまいんだろう。ほんと、幸せ。

なんでも、冷凍して保存しちゃうお店が多いので、そこが違うとか。まあ、腕の話は当然っていうことでしょう。

最後に、つまみで玉子。

もう、お腹いっぱい。かんぴょう巻、喰えなかった。涙。

これで、〆て18000円ほど。めちゃ安いといっていいんじゃなかろうか。

ごちそうさまでした。


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