2015-04-28

松乃寿司 (まつのずし) @富山県富山市山室

タベログ通信 その90

富山県に来たならば、おいしいお魚食べないで帰るなんてできないよネ、ということで、富山市でお鮨(折角なので、江戸前ではない)を食べる計画をたてる。

本来は砺波チューリップ公園見物後、富山市の松乃寿司経由で、直帰、午前様の予定だったのだが、初日に中央高速を運転中、この調子では、翌日、午前様はとても無理、という、年齢の限界にやっと気づく。(次男、それみろ、と、侮蔑というより、むしろ、同情してくれました)

まあ、ただの、お馬鹿ということだったんだけれど、急遽、昼神温泉の宿から、インターネットで、富山市の安いホテルをブッキング、無事にもう1泊して、安全に帰宅可能な態勢を整えることが出来たのでした。

おかげで、富山の鮨屋で一杯やりながら、鮨三昧の環境が手に入ることとあいなったわけで、大変、めでたい。

4時半に、ブッキングした富山マンテンホテルにチェックイン、小休止後、タクシーで、松乃寿司 にむかう。無事、5時半少し前に、お店に到着。なにもない、お店の周りを、少し、ぶらぶらしたあと入店。

松乃寿司さん、予約の際に、ネットでは5時開店になっていますが、とおききすると、うちは、5時半開店です。準備があるので、とても、5時開店は無理なんですよ。勝手に、そうかかれているみたいで、迷惑しているんですとおっしゃる。
それは、迷惑だわな、ということらしいので、ネットで情報収集の方々は、ご注意を。

つけだいにします、こあがりですか、とおかみさんがお訊ききになるので、当然、つけだいで、お願いしますとこたえる。

あとから来店の、常連組が当然のように座敷席だったので、富山のお寿司屋さんは、そんな感じなのかもしれません。

冷酒(奥さん、黒部峡、境。全品、一杯500円と、貼紙があります。わたし、富山の立山、秋田の「どから」)と、生ビールをお願いする。

上寿司云々のメニューがだされたので、おまかせ、ないですかとお訊ききすると、ありますよ、とのこと。

では、地魚中心のおまかせで、お願いします、と、頼む。ご主人(有名な大将の息子さんかな)、つまみ中心がいい、握り中心がいいと、訊いてくれたので、つまみは2,3品でいいので、握り中心でとこたえる。機嫌よく、おうけいただく。

つまみ
たこ、あんきも(時期はずれなのに、そこそこ),べにずわいのメス(蒸し)、ほたるいか
はちめ(メバル)焼き その他

さしみ たっくさん これだけで、腹いっぱいな感じ
ほうぼう、はまち、まぐろ、ばいがい(こりこり、うま)、あまえび 

ふぐしらこの昆布焼 時期としては不思議だが、なかなかうまい

にぎり
しろえび
のどぐろ
いしだい
みずだこ
しらうお
ほじ あわびのつけねとか
ひみいわし

うにいくらどん??
たまご
てっか

その他、という感じ、なにかはわからんものイロイロという按配でした。

富山湾は、マグロから、鯨から、なんでも、ズワイガニ?以外はとれますと、ご主人おっしゃっていました。

なにしろ、おさかなとして、非常においしい、もうそれだけで、文句のつけようがないという、鮨屋としてどう評価したらいいのか迷ってしまう、お店でした。

酢飯としては、??でも、お米としては、とってもおいしい。やわらかめで、しっかり握ってあるので、口に入るとハラハラ、空気感がとかいうのとは、別次元。でも、うまいよね。困った。

まあ、わさびが、ちょっと、寿司屋としては、問題ありすぎなのは、大減点ですが、富山では誰もそんなこと、気にしていないみたいです。値段も大分違っちゃうんで、これは、これ、ということなんでしょう。東京で商売してるわけじゃないものね。

ま、鮨屋としては、江戸前とは別カテゴリイのものですということで、良いのではないでしょうか。
〆て、13000円と少しで、とっても、リーズナブル。大変、ご馳走様でした。満足、満足。

こんど、いつ、富山に来られるかわからないけれど、富山の江戸前って、どんなんなのか、俄然、興味が湧きました。



松乃寿司 (まつのずし) 寿司
076-421-1250
富山県富山市山室123-2
11:30~14:00
17:30~22:00
定休日 月曜日
[夜]¥8,000~¥9,999[昼]¥2,000~¥2,999
可 (VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)
個室 有 6人可
駐車場 有

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