2023-07-13

北海道旅行 ⑬ 2日目 寿し ひでたか @ 北海道札幌市中央区南7条

北海道旅行の夜のメイン・イベントとして選んだ、寿し ひでたか。予約困難店ということなので、2か月前に予約を入れたお店だ。

札幌駅からタクシーに乗り込むも、運転手さん「寿し ひでたか」知らんらしい。2022年食べログ100名店なんだが、大丈夫か、と不安に。

指定の住所に到着も、お店がわからず、いったん降りて、お店に電話、おかみさんが店の外に出てくれて、やっと発見、予約時間ギリギリセーフという、お騒がせになってしまった。

親方、凄くフレンドリーというか、張りのある声で、親切に説明、いろいろ鮨の解説をしてくれて、なんだか、独演会を聴いているみたい。昔の新橋鶴八みたいに恐ろしい雰囲気は全然ないので、人気の一因なのかもね。

鮨だね撮影NG、お酒ゃけはOKとかで、お任せの全体像は把握できず。わたしゃ 認知症寸前なので、親方の詳しい説明全く憶えられません。



あと、新政をいただきました。

つまみにはほっけがあったかな、へぇおいしいねという感じ。しまえび、これはうまかった。蝦夷アワビ(塩蒸し)も出てきたなぁ。ちょっぴりだけど。

それから、うにが小鉢にご飯に乗って登場。夏のうに、ある意味、ここに来た理由なんだが、礼文島産じゃあないとのこと、軽く失望。まあ、地域の一流の寿し屋なんだから、その日入手できる最高の品なんだろうと思うが、ブランドイメージってやっぱりあるよね。

特に、わたしのような、ミーハーには影響甚大かも。

にぎりに移行、にしんとかがあったぞ。それなりに美味しい、珍しいし。二枚づけのしんこ、まあ。水準か。穴子も出てきた。江戸前のあなごなんですと。でも、それほど、美しい姿をしていなかったかな。わたしゃ、穴子は、超古典的鶴八ラブなので、きわめて、偏りがある舌なわけだから、評価は無理なのよ。

玉子は、いわゆる、カステラ風のやつ。ふむふむ。

ほかにも、いっぱいでてきたけど、あまり思い出せない。最後に、追加で、かんぴょう巻きを。

まあ、きちんとした、江戸前の鮨を出してくれたのは確かだけれど、大きな感動はなかったというのが正直なところだ。

そして、鮨屋は、やはりお客さんのクオリティがその店の印象を大きく左右する。ここは、席数8席のこじんまりしたところだから、その影響力は、甚大だ。

この日同席のお客さん、東京方面から来たゴルフ旅行らしいおじいさん4人で、とっても品がよくない。お金はあるんで、こういうお店にもよく来るんだろうが、同じつけ台に座って食べていると、否応なく気分がもりさがってしまう。これは、親方のなかなかコントロールが難しいところなので、「寿し ひでたか」さんが観光地札幌(まあ、東京銀座でも大差ないかも)にいてこれ以上を目指すのは、大変そうだ。

このゴルフ仲間の4人ずれが帰った後、店内が静かになったので、ご主人に『すし善』ご出身ということですが、「青空」の親方ご存知ですかとおききしたら、なんと、寮で、一緒に住んでいたことがあるそう。

とっても怖い人でしたとのこと。「青空」さん お店では、なかなか人当たりがいいのに、そうなんだとびっくりしました。(奥さん あのひとが厨房で厳しいなんて、あたりまえでしょ とのことです)

結局。わたしの舌センサーは、とても狭量で、グルメ舌には程遠いということになるみたい。ああ、東京のお鮨が恋しいなぁ。


寿し ひでたか

北海道札幌市中央区南7条西4丁目1-2

営業時間: 月曜日-土曜日 18時00分~23時00分

日曜日 定休日

¥20,000~¥29,999

カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

席数    8席

全席禁煙

駐車場    無

オープン日    2012年6月

ストリートビュー http://hokkaido-sv.com/shop/hidetaka

『すし善』のご出身。

すし善出身で現在大活躍されている方は本当に多いです。

メニューはおまかせ1本のみで

つまみは地物のみ、握りは全国からという、道外の人にも道内の人にも嬉しい構成。



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