新国立の「ラ・ボエーム」へ行く。ボエームはちょっと、久しぶりか。
歌手はなかなか粒揃い。特にスティーヴン・コステロのロドルフォがいい。1幕出だしはちと伸びが足らず、お疲れ気味かと思ったが、その後調子を上げてくれる。ヒロイックすぎない歌いぶりで、文弱の詩人らしい感じで素敵だった。
ミミはまあいいかというところ。上を望むとキリないので、庶民でのミミらしいから好印象。
ムゼッタは強力。日本人の出演者も健闘。
あと、大野さん、オペラ上手。東フィルだって、なかなか綺麗な弦で、バーミンガムなんかよりずっといいい音。
あとやっぱりプッチーニがなあ、最高。おいらはやっぱり、ボエームらぶです。特に3幕幕切れの2重唱、もう涙涙です。
新国立劇場 開場25周年記念公演「ラ・ボエーム」La Bohème / Giacomo Puccini
2023/7/5(水)13:00 開場 14:00 開演
新国立劇場 オペラパレス (東京都)
全4幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉
予定上演時間:約2時間50分(休憩含む)
公演日程 2023年7月5日(水)14:00
スタッフ
【指揮】大野和士
【演出】粟國 淳
【美術】パスクアーレ・グロッシ
【衣裳】アレッサンドロ・チャンマルーギ
【照明】笠原俊幸
キャスト
【ミミ】アレッサンドラ・マリアネッリ
【ロドルフォ】スティーヴン・コステロ
【マルチェッロ】須藤慎吾
【ムゼッタ】ヴァレンティーナ・マストランジェロ
【ショナール】駒田敏章
【コッリーネ】フランチェスコ・レオーネ
【べノア】鹿野由之
【アルチンドロ】晴 雅彦
ほか
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
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