お気に入りのイリーナ・メジューエワさんがショパン全6回プログラムをやるという。その第1回を聴きに、東京文化会館 小ホールへ。
なんだか以前に聞いた時と印象がだいぶ違う気がしました。
以前は。インパクトは強くないけれど、あまりこねくらない素直で嫌味のない演奏と思ったんだが、今回は意外と表現的な強い表情がしっかりある感じ。
遠慮なく強音も出して、だいぶん男前の演奏という印象(やっぱり、ロシア楽派なんだなぁ)。優しげな女性的な風貌にまどわされないで、聞いてみる必要があるようだ。
美音の追求とか叙情的情念重視というより、性格的と?というんだろうか。前半のマズルカがとっても面白かった。マズルカにこれほど、感心したのは初めてかも。
公演名:イリーナ・メジューエワ ピアノリサイタル ショパンの肖像 第1回
公演日:2023/7/9(日)
開演時刻:14:00 13:15 開場
会場名:東京文化会館 小ホール (東京都)
ショパンの主要作品を創作時期ごとに紹介。全6回プログラム。
ノクターン 嬰ハ短調(遺作)
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66(遺作)
序奏とロンド 変ホ長調 Op.16
ワルツ ロ短調 Op.69-2
ノクターン ロ長調 Op.9-3
スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
マズルカ 嬰へ短調 Op.6-1
嬰ハ短調 Op.6-2
変ロ長調 Op.7-1
エチュード 嬰ハ短調 Op.10-4
ホ長調 Op.10-3 「別れの曲」
変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」
変ホ短調 Op.10-6
ハ短調 Op.10-12 「革命」
0 件のコメント:
コメントを投稿