夏の休暇シーズンにちょうどよさそうなので、読響東京芸術劇場マチネーシリーズのドヴォルザーク:チェロ協奏曲と交響曲 第8番 ト長調 の演奏会に出かける。
前半は、アンドレアス・ブランテリドという、長身痩躯の優男が弾くチェロで、ドヴォコンを。若いのにバリバリ・タイプではなく、やさしげに情感をこめて、歌う演奏で、なかなか上品。良かったと思う。
アンコールにバッハの無伴奏を。
後半は下野さんの、交響曲 第8番。メリハリのよくきいた、うたうところは歌い、エネルギッシュなところは力感にあふれて躍動。まあ、のりのりで、とっても、わかりやすい音楽でした。
ただ、ドヴォルザーク、こういう風にまともに振ると、どうしても、底が浅い音楽のようにきこえてしまう。
ノイマンあたりだと、全然、、そんな感じはしないんだが、これは、下野さんがだめというのでなく、ドヴォルザーク自体の限界なんだろう。いいすぎか?
でも、気楽なコンサートで、レジャー・シーズンのお楽しみとしては、これで充分でございます。
2015年8月23日(日) 14:00
読響東京芸術劇場マチネーシリーズ 第179回
指揮=下野 竜也
チェロ=アンドレアス・ブランテリド
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
ドヴォルザーク:交響曲 第8番 ト長調 作品88
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