2015-08-22

マイクロ精機 SX-111FV セッティング中

マイクロ精機 SX-111FVのセッティング、トーンアームのSAEC WE-407/2については、バランス調整とか、ハングオーバーとか、インサイドフォースキャンセラーとか、朧な記憶をたどりつつ何とか進行。カートリッジはOrtofonのMC20なので、針圧は、まずは、1.5gでやってみることに。

ところが、LUXMANのフォノ・イコライザーアンプE-03(MC型用端子)に直接繋ぐと大丈夫なのに、本命の昇圧トランスTechnicsのSH-305MC経由で音出しすると、盛大に、ハムノイズが乗ってしまう。

むかしは、同じようなセッティングで、なんともなかったのに、どうしたんだろう。
アースの見直しが必要みたいです。

アースについては、これで大丈夫という王道対策はないみたい。繋ぎ方もふくめ、カット・アンド・トライでやるしかないようなので、展望が開けない。

しょうがないので、アースの接地ラインを新規で構築し、あれこれ試す。

いろいろトライしたあげく、なにげに、フォノ・アンプE-03と昇圧トランスTechnics SH-305MCのアースを、新設のアースラインに同時に繋いだところ、あら、不思議、ハムノイズは、雲散霧消、わたしって、天才ね状態となったのであります。

で、ジャンドロンのヴィヴァルディ 作品1、チェロ・ソナタ(CD化されてるのかなぁ)を、かけてみた。

なんだか、生の温もりと柔らかさがある、スゲェ美しい音がする。

そういえば、昔、結局、レコードからCDに移行したのは、レコードの音に不満があったのではなく、(CPは、ひどく、悪いけれど、究めていけば、CDより、むしろ、音はよかった)、簡便さに負けたんだったと、思い出してしまった。

いまでも、デジタルの最高水準よりいい音なのかは、わからないけれど、魅力という点では、まだまだ、あなどれない音がするのだと、再確認したのでした。

これから、もっと、調整していくと、どんなことになっていくのか、楽しみであります。

ただ、まだ、基本的な作業、33.3回転の厳密な調整が残っている。なにか、うまい話がないか、調査してみたところ、現代科学の成果で、デジタル・ストロボ・スピードメーターBELLDREAM  BD-DTM180(¥ 14,908 )なるものがあるのを発見。ただいま、Amazonさまに、お取寄せ依頼中であります。

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