2015-06-26

二期会WEEK2015 第5夜  ヒデユキ&ヴィタリ スーパージョイントコンサート @サントリーホール ブルーローズ

ヴァイオリンの岩井真美さんを応援している、大学の後輩から、チケットのプレゼントがあり、サントリーホールのブルーローズにでかける。

どんなコンセプトのコンサートか知らなかったが、ロシア物を中心にした構成のようだった。

チャイコフスキー・アレルギーの症状が激しい私だが、唯一、気に入っているのは、エフゲニー・オネーギンみたいな、歌ものであることを、始めの曲を聴いて、思い出す。

そう、オネーギンは、素敵なオペラだ。

バリトンのヴィタリ・ユシュマノフは、ロシア出身のなかなか、かっこいい歌い手で、イタリア声でない、うちにこもった情感をふくむ、なかなか素敵な、歌いぶりである。

テノールの松村英行さんは、舞台進行に大活躍だったけど、好きだといっていた、ロシア歌曲より、最後のほうに出てきたイタリアものの方があっていたみたい。

でも、大好物のラフマニノフもあったりして、ロシアのうたって、いいなあ、としみじみしてしまいました。

アンコールに松村英行さん、ピアノの弾き語りで、人知れぬ涙?星は光りぬを。楽しく会をしめくくっておりました。

チャイコフスキーの歌曲のCD買おっかな。




二期会WEEK2015 第5夜
ヒデユキ&ヴィタリ スーパージョイントコンサート~愛をこめて~

テノール:松村英行
バリトン:ヴィタリ・ユシュマノフ

ピアノ:田口真理子
ヴァイオリン:岩井真美
チェロ:小野寺まさよ

プログラム:
 <第一部>
  オペラ『エフゲニー・オネーギン』(チャイコフスキー)より
    「ポロネーゼ」 <ピアノトリオ>
  オペラ『スペードの女王』(チャイコフスキー)より
    ゲルマンのアリオーゾ「天上の人よ、お許しください」 <ヒデユキ>
    エレツキー公爵のアリア「あなたを愛しています」 <ヴィタリ>
    ゲルマンのアリア「我々の命は?賭けだ!」 <ヒデユキ>
  「ヴォカリーズ」(ラフマニノフ) <ピアノトリオ>
  オペラ『イオランタ』(チャイコフスキー)より
    ロベルトのアリア
      「俺のマチルダにかなうものがいるだろうか?」 <ヴィタリ>
    ヴォデモンのロマンス
      「いや、情熱的な美女の誘惑は僕にはさっぱり魅力がない」 <ヒデユキ>
 <第二部>
  「私の畑よ」(ラフマニノフ) <ヒデユキ>
  「ただ憧れを知る者のみが」(チャイコフスキー) <ヴィタリ>
  「この夏の夜」(ラフマニノフ) <ヒデユキ>
  「ドンファンのセレナーデ」(チャイコフスキー) <ヴィタリ>
  「アヴェ・マリア」~「リベルタンゴ」(ピアソラ) <ピアノトリオ>
  オペラ『アンドレア・シェニエ』(ジョルダーノ)より
    ジェラールのアリア「祖国の敵」 <ヴィタリ>
  オペラ『フェドーラ』(ジョルダーノ)より
    ロリスのアリア「愛さずにはいられないこの想い」 <ヒデユキ>

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